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更新日:2023年2月14日

実はハチミツは、非常食にとってもオススメな食品なんです。 (⚠️1歳未満のお子様には与えないでください)

①保存性が非常に高い

販売のため賞味期限は付いていますが、糖度が非常に高く、直射日光を避け水分(湿度)等が入らない状態で正しく保存していれば、常温で長期保存が可能です!!! 実際に、3000年も前のピラミッドから発掘されたハチミツも腐らずに食べられる状態だったそうです。

⚠️水分量の多い蜂蜜は発酵しますのでご注意ください


②調理しなくても美味しい

③栄養価が高い

④すぐにエネルギー源になる

⑤豊富な栄養素を含む

⑥食べる以外にも…

ぜひ、防災グッズにハチミツ入れてみてくださいね!

更新日:2024年12月15日




冬の間にしばらく保管していたはちみつが、白く固まることがあります。

皆様の中には、「ダメになってしまった」「容器から出せなくなってしまった」と思って、固まったはちみつを捨ててしまう方もいるかもしれません。

でもちょっと待って下さい!!そのはちみつ、全く問題なく食べられます!!



◆ どうしてはちみつは固まるの?


はちみつが固まるのは結晶化と呼ばれる現象で、はちみつの主成分の一つであるブドウ糖が結晶となり、固形になることが原因です。

一度ブドウ糖が結晶化すると、結晶になったブドウ糖が核になってどんどん周りのブドウ糖も結晶化が進行していきます。

結晶になったブドウ糖も栄養的には全く問題なく、お召し上がり頂けます。

結晶化したはちみつの食感は、粒子の大きさにより、ザラザラした食感になったり、クリーミーな食感になったりして、食感を楽しむという楽しみ方もあります。


しかし、結晶化して固まってしまうと容器から取り出し難いという欠点があります。

特に弊社のはちみつ容器は、はちみつが固まってしまうと全然取り出せません・・・。



◆ 結晶はちみつの扱い方


① 湯煎などで温める

40~50℃程度に温めて頂くと、結晶化したブドウ糖が溶けてもとの液体の状態に戻ります。

(温めると空気が膨張しますので、キャップは開封しておくのをおすすめします)

温度が高いと早く溶けますが、風味や栄養素の一部が変わってしまう可能性があります。

そのため、50℃程度の湯煎でゆっくりと時間をかけて溶かすのが一番お勧めです。


しかし実際にやってみると、50℃のお湯で湯煎していても、なかなか瓶の中のはちみつの温度が上がらず溶けるのにかなり時間がかかります。

また、ご家庭で50℃でキープするのもなかなか難しい...。


おすすめの湯煎の方法として、一度沸騰直前まで温度を上げて、お湯の温度がしっかり上がったら火を止める又は弱火にするのがおすすめです。

お湯の温度が高くても中のはちみつの温度が50℃以上になるには時間がかかるので、この方法でも問題はないと考えています。


沸騰したお湯に冷えた瓶を入れると割れる可能性があります。

水から温める方が安全です。



② お酢やお醤油を入れて溶かす

残り少なくなって結晶している場合などであれば、お酢やお醤油を入れてよく振って一晩置いておくと結晶が溶けてきます。

はちみつドレッシングやタレとして最後までお楽しみいただけます。

りんご酢などで溶かして、はちみつビネガードリンクにするのもおすすめです。


意外と簡単に溶かせるのでぜひ、やってみてください。


③お湯を入れて溶かす

こちらも残り少なくなっている場合には、1番手っ取り早い方法です。

溶けたはちみつは、そのまま飲んでも、しょうがやレモン汁などを入れて飲んでも美味しく召し上がっていただけます。

また、結晶の粒が残ってしまう場合にはお料理にお砂糖の代わりに使うのがおすすめです。


◆ なるべく結晶させない方法は?


・ブドウ糖含量が比較的少ないはちみつを選ぶ(はちみつのプロに確認してください)

・温度変化の少ない場所で保管する

・振動が少ない場所で保管する

・結晶化したはちみつは、完全に液体にまで溶かす


などで、結晶化の進行を遅らせることが出来ます。

それでも、完全に結晶化を防ぐことは難しいです。



更新日:2023年2月12日

はちみつは、美味しいうえに栄養素も豊富で健康に良いので、ご家族皆様で楽しんで頂きたい食品です。甘くて美味しいはちみつは赤ちゃんもきっと喜んで食べてくれるし、与えたいと思うママさん、パパさんもいるかもしれません。しかし、絶対に注意して頂きたいことは、はちみつやはちみつを使った食品を離乳を終えていない1歳未満の乳児には与えてはいけないということです。

その理由は、「乳児ボツリヌス症」のリスクがあるからです。


ボツリヌス菌は、海や川、土の中など自然界に広く存在します。

はちみつは高い糖度や有機酸などにより細菌が増殖し難い食品ですが、ボツリヌス菌の芽胞(硬い殻をもった種子のような状態)が含まれている可能性があります。

この芽胞は、熱にも強いため、通常の調理では死滅しません。

芽胞の状態では増殖したり毒素を作ったりすることはありませんが、低酸素条件になると、発芽して増殖を始め、極めて強力な毒素を産生します。


腸内環境が出来上がっている大人や離乳が完全に終わっているお子様であれば、ボツリヌス菌やその芽胞が含まれる食品を口にしても、他の腸内細菌との競争によって、ボツリヌス菌が定着し増殖することはありません。

しかし、乳児の腸内環境は大人とは異なり、ボツリヌス菌が増殖し毒素を出してしまう可能性があります。


乳児ボツリヌス症は大変怖い食中毒です。

はちみつが原因とされる乳児ボツリヌス症は1989年に2例報告されてから、長年認められていませんでしたが、2017年にはちみつの摂取が原因と推定された乳児ボツリヌス症により生後6か月の男児が死亡するという大変悲しい事故が起こりました。この赤ちゃんは、離乳食として、市販のジュースにはちみつを混ぜて与えられていたそうです。


ちなみに、妊娠中や出産後のママさんがはちみつを食べることは全く問題ありません。

はちみつには葉酸などビタミンB群が豊富で、妊娠中や授乳中のママさんにもオススメの食品です。

妊娠や出産のお祝いとして、はちみつを送ること貰うこともあるかと思います。

赤ちゃんのお世話をする方はぜひ、「はちみつを1歳未満の乳児には与えてはいけない」ということを覚えておいて下さい。






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